北朝鮮の金正恩委員長は11月21日、首都平壌で行われた軍事展示会で演説し、われわれは今、第二次世界大戦以来最も混沌と暴力に満ちた世界を目撃していると語った。
北朝鮮の金正恩委員長(前列左から3人目)は、11月21日夜、平壌で行われた軍事展示会のコンサートに出席した。(出典:朝鮮中央通信) |
朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩委員長が、様々な不和や対立、そして米国の戦術により、国際関係は「危険な引火点を超え、極めて不当で恐ろしい紛争と破滅的な災害に変わった」と述べたと伝えた。
北朝鮮の指導者によれば、現在、各国とすべての民族の主権を尊重し、世界の平和と安全を守るという国際基準が揺らいでいるという。
金委員長は、米国が北朝鮮の過激な力を牽制するために核兵器共有軍事同盟システムを拡大していると非難し、 「朝鮮半島の各勢力が今日ほど危険で厳しい状況に直面したことはかつてなかった」と述べた。双方とも、最も壊滅的な核戦争にエスカレートする可能性のある状況に直面している。
金正恩委員長は演説で、米国との交渉を試みたが、結果は北朝鮮に対する「攻撃的かつ敵対的な」政策を浮き彫りにしただけで、北朝鮮が望むような共存の意志は示されなかったと述べた。
氏は、現在の軍事力の対立が過熱する世界において、「自国を守る能力を放棄する国は真の主権国家とは言えず、力の弱い国は必ず踏みにじられる」と強調した。
金委員長は、国防産業を急速に発展させることで敵を圧倒する最強の国防体制を築くことが平和を守り、国家の安定と着実な発展を確保する唯一の道であると述べた。
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出典: https://baoquocte.vn/chu-tich-trieu-tien-kim-jong-un-the-gioi-dang-chung-kien-su-hon-loan-va-bao-luc-nhat-ke-since-the-war-ii-294741.html
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