アラスカ航空の飛行機の窓と胴体の一部が飛行中に飛んだ。 （出典：NBCニュース）

AFP通信によると、この動きは、同日早朝、この航空会社のボーイング737-9型機（乗客177人）が飛行中に窓と機体の一部が外れ、オレゴン州（米国）に緊急着陸したことを受けて起きたという。

米国国家運輸安全委員会は事故の原因を調査中。

「今夜の1282便の出来事を受けて、当社は予防措置として、保有するボーイング737-9型機65機を一時的に地上に留めることを決定しました」とアラスカ航空のベン・ミニクッチCEOは声明で述べた。 「これらの航空機は完全な整備と安全検査が完了するまで運航を再開しない」としており、これは数日以内に完了する予定だ。

ボーイング737MAX9は午後4時52分に離陸した。 1月5日（現地時間、ベトナム時間1月6日午前7時52分）に出発し、わずか20分後に出発地点に戻った。アラスカ航空は声明で、「オレゴン州ポートランド発カリフォルニア州オンタリオ行きのアラスカ航空1282便は、出発直後にインシデントに見舞われました。機体は引き返し、乗客174名と乗務員6名を乗せてポートランド国際空港に無事着陸しました」と述べた。

飛行追跡ウェブサイト「FlightAware」のデータによれば、飛行機は高度1万5000フィート（4876メートル）まで上昇し、その後降下を開始した。同機の乗客からKPTV-TVに送られた画像には、窓と機体の大部分が消失している様子が映っていた。この事件で負傷者が出たかどうかはまだ明らかではない。

米連邦航空局（FAA）のオンライン記録によると、問題のボーイング737 Max 9は2か月前に工場認証を受けていた。