3月27日、イランのアラグチ外相は、ドナルド・トランプ米大統領がテヘランとの核交渉の機会を求めてイラン指導部に送った書簡に対し、イランがオマーンを通じて公式回答を送ったことを確認した。
イランは核問題に関して米国と直接交渉しないと決意している。 (出典:Shutterstock) |
イラン通信はアラグチ外相の発言を引用し、この問題に対するテヘランの回答は3月26日に送られ、現状に対するイランの立場を「徹底的に」説明したと述べた。
さらにアラグチ氏は、特にトランプ政権が「最大限の圧力」作戦を展開し、テヘランに対して軍事的脅威を与えている状況では、イランは米国と直接交渉しないと決意していることも強調した。
しかし、イランは米国との意見の相違を解決するためにすべての扉を閉ざしたわけではなく、これまで通りワシントンと間接的に交渉する用意があると指摘した。
一方、イラン学生通信(ISNA)は、イラン最高指導者顧問のカマル・ハラズィ氏の発言を引用し、「イスラム共和国はすべての扉を閉ざすつもりはない。我々は米国と間接的に交渉し、パートナーを評価し、我々の条件を提示し、適切な決定を下す用意がある」と伝えた。
トランプ大統領は3月上旬、フォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで、イランの指導者らに新たな核合意の交渉を提案する書簡を送ったと明らかにし、一方でテヘランが交渉を拒否した場合は軍事行動を取ると警告した。この手紙はアラブ首長国連邦(UAE)経由でイランへ送られた。
しかし、イラン側は、書簡の内容が脅迫的であり、現時点での対話はトラン氏に最大限の圧力をかけるというワシントンの目的を達成するだけだという理由で、米国との直接交渉を拒否した。
2015年にイランと世界6大国(英国、フランス、米国、中国、ロシア、ドイツを含む)の間で締結された核合意(正式名称は包括的共同行動計画(JCPOA))は、トランプ大統領の最初の任期中の2018年に、米国が合意から離脱したことで破綻した。
ワシントンはまた、イランの経済を麻痺させている制裁を再開した。これに応じて、テヘランも合意に基づく核制限の約束を徐々に放棄してきた。
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出典: https://baoquocte.vn/quyet-khong-doi-mat-dam-phan-iran-goi-y-cach-giai-quyet-bai-toan-hat-nhan-voi-my-309130.html
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