南スーダンの12の野党連合は11月18日に集まり、同国で長らく延期されてきた初の選挙に向けたロードマップについてそれぞれの見解を示した。
野党は、度々期限を守らなかった南スーダンのサルバ・キール大統領(写真)に対し、選挙のスケジュールを守るよう求めている。 (出典:AFP/ゲッティイメージズ) |
具体的には、2011年に南スーダンが独立して以来初の国政選挙に妨害なく参加できるよう、首都ジュバでデモ行進を行った。
南スーダンは世界で最も新しい国家となってから2年後、40万人が死亡した内戦に陥ったが、2020年初頭に和平協定が成立し、権力分担制に基づく政府が樹立された。
しかし、その合意の多くの重要な節目が達成されず、憲法の採択など、自由で公正な選挙への道を開く主要条件がまだ履行されていない。
南スーダン独立以来唯一の指導者であるサルバ・キール大統領は、当初の計画より9年遅れとなる2024年に選挙を実施すると発表した。
しかし、デモに参加した反対派は、準備にはもっと時間が必要だと主張した。南スーダン共産党のジョセフ・ウォル・モデスト党首は集会で「2024年の選挙までに残された時間は十分ではない」と述べた。
「必要な条件を整えないまま選挙を実施することは、国を戦争に導く危険性がある」と政治家は付け加えた。
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