北朝鮮の国営メディアは、9月8日、金正恩国家主席とその娘が建国75周年(1948年9月9日~2023年9月9日)を祝う大規模な軍事パレードに出席したと報じた。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金徳訓首相、朝鮮人民軍の李炳哲元帥と朴正天元帥、その他の軍関係者が表彰台に立って閲兵式参加者を出迎えた。
さらに、このイベントには劉国忠副首相率いる中国代表団とアレクサンドロフ・ロシア軍事学術代表団のメンバーも出席した。さらに、平壌に駐在する外交使節も招待されたと朝鮮中央通信は伝えた。
金氏とその娘は平壌の金日成広場で軍事パレードを観覧し、中国代表団と会談した。朝鮮中央通信によると、北朝鮮はロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席からも祝辞の手紙を受け取った。
9月8日夜、北朝鮮建国75周年を祝う軍事パレードに出席した金正恩国家主席と娘。写真:北朝鮮ニュース
金正恩氏は北朝鮮建国75周年を記念して中国の劉国忠副首相と会談した。写真:北朝鮮ニュース
プーチン大統領は書簡の中で、両国の関係は「常に友情、善隣友好、相互尊重の原則に基づいて発展してきた」と記した。プーチン大統領はまた、両国が「力を合わせれば、あらゆる面で二国間関係を計画的に拡大できる」と自信を示したと朝鮮中央通信が伝えた。
「これは両国国民の利益に完全に合致するものであり、朝鮮半島と北東アジアの安全と安定の確保に貢献するだろう」とプーチン大統領は記した。
習主席の書簡の中で、中国の指導者は、中国は「戦略的意思疎通を強化し、実務レベルの協力を増進し、中朝関係を促進する用意がある」と述べた。
9月8日に行われた北朝鮮の建国記念日パレードの様子。写真:北朝鮮ニュース
これは今年北朝鮮で開催される3回目の軍事パレードだ。 7月下旬、同国は朝鮮戦争(1950~1953年)を終結させた休戦協定の調印を記念し、最新鋭の兵器を披露する軍事パレードを実施した。
北朝鮮の国営メディアは、9月8日の軍事パレードを、正規軍兵士ではなく紅衛兵や武装学生を含む「準軍事組織」が参加した「民兵パレード」と呼んだ。
2021年、同国では「防疫戦士」、軍隊、特殊警察部隊、武装学生らが参加した「準軍事組織と警察によるパレード」が開催された。
北朝鮮は2022年9月9日に軍事パレードは行わないが、大規模な野外コンサートで建国記念日を祝う予定だ。
グエン・トゥエット(チャンネル・ニュース・アジア、CNN、北朝鮮ニュースによる)
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