エジプト、ニューアラメイン市。 （出典：グリーン・プロフェット）

アハラム・オンライン紙は、この情報はエジプト石油鉱物資源大臣カリム・バダウィ氏とシャード・キャピタルの代表団との会談後に公表されたと報じた。

会議にはエジプト首相の経済顧問ゲハン・サレハ氏とエジプト石油化学品ホールディングカンパニー（ECHEM）のイブラヒム・メッキ会長兼総裁も出席した。

エジプト石油鉱物資源省の声明によれば、このプロジェクトは石油化学製品の生産能力増強に向けた国家戦略に沿って、ECHEMが推進する最も重要な取り組みの一つである。

会談中、バダウィ大臣は、エジプトは特に石油化学部門において、北アフリカの国の石油・ガス資源に付加価値を与えるプロジェクトを全面的に支援すると強調した。

彼はまた、エジプトのインフラを最大限に活用するために石油、ガス、石油化学産業への投資を誘致する努力を評価した。目的は石油化学製品の生産を増やして輸入を減らし、輸出の機会を増やすことだ。

さらにバダウィ氏は、石油・ガス産業のインフラの付加価値を高めるプロジェクトを完了することの重要性も強調した。

このプロジェクトは、石油化学部門への原材料と必要な生産投入物の供給に貢献し、将来的には生産物の一部を海外市場に直接供給することになるでしょう。

エジプト石油鉱物資源省は、現在議論中の石油化学コンプレックス、ソーダ灰生産プロジェクト、シリコン生産コンプレックスなど、ECHEMが現在ニューアラメイン市エリアで実施しているプロジェクトに投資し、付加価値を最大化することを計画している。

エジプトは、アレクサンドリア、アシュート、スエズ、ベハイラ、ダミエッタ、ニューアラメインで計画されている新たな石油化学および精製プロジェクトへの数百億ドルの投資を求めている。

アラブ世界で最も人口の多い国は、この地域のグリーンエネルギーの中心地となるという野望の実現に取り組んでいる。

エジプトは今年初め、世界の開発会社7社と、グリーン水素および再生可能エネルギープロジェクトの開発協力に関する7つの覚書（MoU）に署名しており、10年間で総額約410億ドルを投資する予定だ。