ロシアの2023年の防衛装備品購入額は2022年に比べて5倍に増加する。別の動きとして、モスクワは英国による北大西洋条約機構(NATO)による防衛費増額の要請についてコメントした。
ロシア国防大臣セルゲイ・ショイグ氏。 (出典:ロイター) |
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は記者団に対し、2023年に同国軍向けに購入・近代化された武器・装備の数は2022年初頭に比べて5倍に増加したと述べた。
「2023年のこの数字は2022年初めの5倍だ」とロシア国防相は述べた。
セルゲイ・ショイグ氏によれば、2022年3月以降、防衛調達命令に基づいて購入され近代化され納入された武器と装備の数は1.8倍に増加した。
「これらの取り組みはすべて2022年に始まった。防衛産業企業は、可能な限り短期間で、戦闘任務を遂行し、そして最も重要なこととして、軍へのタイムリーな供給を確保するために需要の高い武器、軍事装備、特殊装備の生産を強化しようと努めてきた」とロシア国防省長官は述べた。
また別の動きとして、駐英ロシア大使館は、英国がウクライナへの長期軍事援助を増額し、NATO諸国に防衛費を少なくともGDPの2%まで増額するよう求めていることは、ロシアが欧州大陸の軍事化とロシアと西側諸国間の緊張の高まりを求めているように見えることを示していると述べた。
「英国のウクライナ紛争長期化のロードマップと合わせて、我々は明確かつ極めて憂慮すべき結論を導き出した。英国当局は欧州の軍事化、地域における『軍拡競争』の誘発、そしてさらなるエスカレーションの深刻なリスクを伴うロシアと西側諸国の長期的対立の土台作りを望んでいるのだ」と駐英ロシア大使館は声明で述べた。
ロシアはまた、西側諸国の政策ではウクライナは「西側諸国の最新の殺傷兵器」を試験するための「訓練場」として機能しているようだと主張した。
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