浜田康一防衛相は1日、東京でロイド・オースティン米国防長官と会談した後、「防衛装備・技術協力について、無人航空機や極超音速兵器を撃墜できるミサイルの共同開発の可能性について協力を強化し、協議を進めることで一致した」と述べた。
浜田氏は、北朝鮮のミサイル実験の継続、ロシアのウクライナでの軍事活動、そして中国からの挑戦に直面して、日本と米国は「緊密に協力する」と強調した。彼はまた、東京とワシントンの両国に対し、韓国との関係をさらに改善するよう求めた。
陸上自衛隊の03式中距離地対空誘導弾。 (写真提供:共同通信社)
オースティン長官は、米国と日本が「極超音速ミサイル、戦闘機、先進防空システムを含む先進技術で協力している」ことを確認した。
オースティン氏によれば、ワシントンと東京は「共に目覚ましい進歩を遂げてきた」が、今後二国間協力をさらに強化する必要があると強調した。
西側諸国を含むアナリストらは、極超音速兵器に関しては米国とその同盟国はロシアや中国に遅れをとっていると指摘している。この兵器は、その極めて速い速度と高い機動性により、既存の防衛システムを「回避」することができると言われている。
ワシントンではこの技術はまだテスト段階にある。 3月、米空軍は防衛関連企業ロッキード・マーティン社が製造した極超音速ミサイルシステム、AGM-183A空中発射即応兵器(ARRW)の4回目の試験が失敗したことを認めた。
ロシアは近年、極超音速グライダー「アヴァンガルド」や空中発射型極超音速ミサイル「キンジャール」など、軍事用に数多くの極超音速システムを開発してきた。
ロシア国防省は5月中旬、キエフに配備されている米国提供のパトリオット防空システムに極超音速ミサイルを使用して重大な損害を与えたと発表した。
コン・アン(出典:RT)
役に立つ
感情
クリエイティブ
個性的
[広告2]
ソース
コメント (0)