アントニー・ブリンケン米国務長官は、中国の建国74周年を祝し、ここ数カ月両国間の高官交流が増加する中、「共通の課題」に取り組むため北京との協力を強化することを誓った。
米国は共通の課題に対処するために中国と協力することに尽力している。 (出典:Twitter) |
ブリンケン国務長官は9月30日、米国務省のウェブサイトに掲載された声明で、「米国は世界の最も深刻な課題に取り組むため国際社会と協力を続ける中で、気候危機、公衆衛生、麻薬防止、食料安全保障、世界的なマクロ経済の安定など、共通の課題への取り組みにおける中華人民共和国の協力を歓迎する」と強調した。
ブリンケン氏は、米国は来年の中国国民の「平和、幸福、繁栄」を祈っていると述べた。
北京とワシントンは、今年初めに関係が冷え込んだ後、ここ数カ月、一連の高官級の交流を行ってきた。ジョー・バイデン米大統領の政権の高官4人がこの夏、北京を訪問した。ブリンケン国務長官、ジャネット・イエレン財務長官、ジーナ・ライモンド商務長官、ジョン・ケリー気候変動対策特使の4人だ。
中国の韓正副主席も9月18日、第78回国連総会の傍らニューヨークでブリンケン国務長官と会談した。会談中、ブリンケン国務長官は、両国間の高レベルの協力関係を維持することは、双方が「オープンなコミュニケーションを維持する」ために良いことだと強調した。
韓正副主席は、ブリンケン氏の6月の訪問に言及し、今回の訪問は中国と米国が「二国間関係の安定化に向けて関与、対話、協力を強化している」ことを意味すると述べた。
ジェイク・サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官も9月16日と17日にマルタで中国の王毅外相と会談し、台湾問題からロシア・ウクライナ紛争に至るまで幅広い問題について話し合った。
中国の孫衛東外務副大臣は今週ワシントンでダニエル・クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)と会談した。二人の上級外交官は、台湾、南シナ海、ワシントンのインド太平洋戦略など敏感な問題を提起した。
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