2月5日、アフリカ連合(AU)は、2011年以来の壊滅的な内戦によって引き裂かれている国、リビアへの「外部からの干渉」の停止を求めた。
リビアは現在、国際的に承認されているトリポリを拠点とする政府と、軍将軍ハリファ・ハフタルが支援する東部の政府に分割されている。 (出典:IEmed) |
この呼びかけはAUが主催したリビアに関する第9回特別会議中に行われ、同国を正常な状態に戻す取り組みを支援する必要性が強調された。
AUウェブサイトに掲載された会議終了時の声明で、コンゴ共和国のジャン=クロード・ガコソ外相は「AU加盟国は、挙国一致政権を選出するための総選挙に向けてリビアが進める政治プロセスへの支持を再確認した」と述べた。
同連合はまた、「すべての外部勢力に対し、リビアの内政への干渉、リビア国民の基本的利益、正当な願望、安定、平和、発展に影響を与える行為をやめるよう」求めた。
AU委員会のムーサ・ファキ・マハマト委員長は、リビアの危機は「長引いて国民に多大な犠牲を強いている」と述べ、サヘル地域でのテロを助長していると語った。
リビアの各政党間の和解会議は4月28日に同国の都市シルトで開催される予定だ。
2011年のクーデターで指導者ムアンマル・カダフィが倒されて以来、リビアは民兵、聖戦主義者、外国人傭兵が関与する長年の紛争に陥っている。
2023年8月、リビアの大統領評議会と同国の議会は、待望の大統領選挙と議会選挙の実施に向けた取り組みを加速させることに合意した。
2021年12月に予定されていたリビアの国政選挙は、国内の対立する派閥間の意見の相違により何度も延期されている。
リビアは現在、国際的に承認されているトリポリを拠点とする政府と、軍将軍ハリファ・ハフタルが支援する東部の政府に分割されている。
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