スタートアップを繋ぎ、未来を創る

これは、ベトナムの潜在的なスタートアップ企業が日本のベンチャーキャピタルファンドとコンタクトできる環境を作り、潜在的な投資家とベトナムのスタートアップコミュニティの間に実際的かつ効果的な協力の機会をもたらすという、E-Futureの活動の一つです。

プログラムには、駐日ベトナム特命全権大使ファム・クアン・ヒュー氏、日本技術士会幹部、JICA代表者、ベトナム市場に関心を持つ20の投資ファンド、金融ファンド、日本企業が出席した。

注目すべきは、このフォーラムには、BKホールディングス（ ハノイ）、ベトナムイノベーションハブ（ダナン）、Bach Khoa Innovation（ホーチミン市）を含むベトナムの3つのインキュベーターと、日本にあるベトナムのスタートアップ3社を代表する7社のスタートアップが参加していることです。

このイベントでは、HSB JAPAN CEO のカン・タン・フエン氏が登壇し、2023年～2025年の任期で6名の実行委員会とともにE-Futureを立ち上げることを正式に発表しました。

E-Futureは、ベトナムのスタートアップ企業による資本、市場、情報へのアクセス、技術移転協力プロジェクトの促進を支援するという使命を掲げ、スタートアッププロセスに関する情報提供やコンサルティング、資金援助、教育・研修プログラムの提供、スタートアップ企業、投資家、ビジネスパートナー、スタートアップ分野の専門家間の交流や交流の機会創出などの活動に重点を置いています。

ベトナム - 日本スタートアップフォーラム 2023 は、E-Future がその使命を実現するための旅の始まりです。

開会式でスピーチを行ったファム・クアン・ヒュー大使は、両国間の関係促進における日本のスタートアップ企業の革新的な役割への喜びと支援を表明し、その役割を高く評価しました。このイベントは、ベトナム起業家の日と日越外交樹立50周年を記念して開催され、両国間の投資・協力関係をさらに強化するものです。

最も注目されたイベントは、ベトナムと日本のスタートアップ企業9社（Ecofa、Do Hoang Holding、EM&AI、Mmenu、furuCRM Inc、Deep Signature、V-Quantum、WENet、Notessen）によるピッチング（顧客/投資家にアイデアや企業への投資/資本の調達を説得するためのプレゼンテーション - PV）でした。

これらは、2023年に2か国で最も注目を集めるスタートアップ企業であり、テクノロジーと持続可能な環境、クラウドコンピューティング、建設における先進技術など、さまざまな分野で事業を展開しています。スタートアップ企業による独創的なビジネスモデルによる優れたプレゼンテーションは、投資ファンドに好印象を与え、将来の投資取引に前向きなシグナルを生み出しています。

フォーラムの最後には、フォーラムに参加したスタートアップ3社による協力協定調印式が行われました。特に注目すべきは、ハノイのスタートアップ企業Do Hoang Holdingが、日本のパートナーである株式会社ハナビおよび佐藤電機エンジニアリングサービス株式会社と協力協定を締結したことです。この協力により、ベトナム人によるベトナムの技術を活かし、日本における投資誘致や市場拡大の機会が創出されます。