フォッシルがスマートウォッチ市場から撤退

GSMArenaによると、Fossilは2021年8月にWearOSを搭載した第6世代スマートウォッチシリーズを発表しました。その後、同社は第7世代ではなくウェルネスエディションモデルを発表し、ユーザーを長らく待たせました。しかし、Fossilがスマートウォッチ市場から撤退することを決定したことで、この待望は水の泡となりました。

「ここ数年、スマートウォッチ市場が大きく進化したため、スマートウォッチ事業から撤退するという戦略的決定を下しました」と、フォッシルの広報担当者アマンダ・カステッリ氏は声明で述べた。「フォッシルグループは、引き続き大きな成長機会をもたらしてくれる、当社の中核となる強みと中核事業セグメント、すなわち自社ブランドおよびライセンスブランドによる魅力的な伝統的腕時計、ジュエリー、革製品のデザインと販売にリソースを集中させています。」

先月、複数の報道によると、Fossil は Wear OS スマートウォッチの発売を中止し、一部のスマートウォッチの価格を引き下げる予定だという。これは、スマートウォッチ市場からの完全撤退に備えて在庫を処分するためかもしれない。

Fossil はスマートウォッチ事業から撤退するが、同社は既存の Wear OS スマートウォッチを「今後数年間」アップデートし続けることを確認した。