北九州市議会は先週、将来のデータセンターの建設予定地の整地を求めるAPLの申請を受理した。

建設は4年以内に開始される予定です。新しいデータセンターは120MWの電力を消費し、日本の九州で最大の電力消費施設の一つとなる。

この施設は、2007年に開設された施設に続く、北九州市で2番目のデータセンターとなる。

製鉄所で知られる日本南部の都市は今年初め、現在首都圏に集中している企業、データセンター、政府機関を誘致することを目指して「バックアップ東京」となることを計画した。

九州島の北端に位置し、海底と陸上の通信ケーブルの接続点に近いこと、またこの地域の再生可能エネルギーの潜在性は、APLがここに「投資」する上でプラスとなる点である。

この米国企業は商業施設や再生可能エネルギーへの投資を行っているが、データセンター分野への投資は今回が初めてとなる。 APL日本支社は、データベースの管理を自社で行うか、外部委託するかを検討中だと述べた。

市によると、計画地は約6万3000平方メートルで、学術研究施設が集まる北九州学術研究都市内に位置する。

（日経アジア調べ）