ホーチミン市医科薬科大学病院がティエンザン総合病院にインターベンション心臓病学の技術を移転

この出来事は、両部門の協力が良好な成果をもたらしたことを裏付けるものです。 ティエンザン総合病院の医療チームは、今後、次のステップへと進み、患者が上位レベルの医療施設に転院することなく、地元で最先端の医療サービスを受けられるようにすることで、治療費の削減、死亡率と合併症の低減に貢献していきます。

プログラムの開会式で、ティエンザン総合病院の院長であるタ・ヴァン・トラム教授は、過去3年間（2020年～2023年）にわたるインターベンション心臓病ユニットの発展の道のりについて語りました。ホーチミン市医科大学病院の専門家の指導の下、同ユニットは数百件の冠動脈造影、冠動脈インターベンション、ペースメーカー植え込み手術を成功させ、省内外の多くの患者の命を救いました。

タ・ヴァン・トラム教授は、ホーチミン市医科大学病院の理事会と医療スタッフの皆様に、現状調査、評価、医薬品、機器、 医療用品などの準備に関する助言、そして実地指導による人材育成に至るまで、多大なご尽力に感謝申し上げます。ティエンザン総合病院の医師、看護師、技術者チームは、これまで以上に成熟し、患者への治療とケアにおいて専門性を高めてきました。

式典では、ホーチミン市医科大学病院の元副院長であるチュオン・クアン・ビン教授、医師が、ティエンザン総合病院がインターベンション心臓病学の技術移転プログラムを完了したことを祝福しました。このプログラムは、同病院が冠動脈に関する科学技術の開発を継続するための基礎となります。

チュオン・クアン・ビン教授は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックという困難な時期にも関わらず、移管作業を積極的に行ったことについて、移管作業に直接関わったチームに感謝の意を表した。

将来的には、両部門が専門知識や科学研究のパートナーとなり、常に患者に最高の医療サービスを提供できるようになることを期待しています。

式典では、ホーチミン市医科大学病院がティエンザン総合病院に心血管インターベンション技術移転完了証明書を授与しました。同時に、ティエンザン省人民委員会は、2021年から2022年にかけて心血管インターベンション技術の移転と実施において優れた業績を挙げた3団体と11名の個人に功績証明書を授与しました。