7歳の少年が脳梗塞を発症

当初、子供は四肢麻痺と発語障害が一時的に見られましたが、発熱や頭痛はありませんでした。家族は子供を地区保健センターに連れて行き、検査を受けました。医師は脳CTスキャンの結果は正常であると判断し、子供は退院しました。

その後、この子は四肢麻痺がさらに長く続き（約15～20分）、発語困難と失禁に悩まされました。フート産科小児科病院の救急室に搬送された際、酸素補給が必要となり、局所的な神経麻痺の兆候が見られました。

集中治療・毒物対策部門の副部長であるグエン・ヴォ・ロック医師は、この子の脳MRI検査の結果、橋の前部に損傷が認められたと述べた。これは稀な疾患であるため、医師団はハノイ医科大学病院の専門家を招聘し、この子は脳実質、橋、および脳幹の梗塞であると結論付けた。

患者はプロトコルに従い、抗脳浮腫薬と抗凝固薬による治療を受けました。20日間の治療後、3月21日、患児は正常に歩行し、明瞭に話し、食事も問題なく摂れるようになり、退院しました。

脳梗塞は小児において稀ではあるものの、非常に危険な病気です。早期発見・早期治療が不十分な場合、言語障害や麻痺など、非常に深刻な後遺症を残す可能性があります。

脳梗塞は高齢者にしか起こらない病気だと思われがちですが、実際には子供にも起こります。原因は、心血管疾患、血管、動脈奇形などに関連することが多いのです。

ル・ンガ