首相、WTO事務局長と会談、保護主義への懸念を表明

ファム・ミン・チン首相は、WTOのオコンジョイウェアラ事務局長との会談で、国際統合全般、特に国際経済統合の過程において、ベトナムは常にWTOの協力と支援を高く評価していると明言した。

首相は、保護主義と気候変動に関連した新たな基準について懸念を表明し、これらの障壁により発展途上国が直面する困難を指摘した。

ファム・ミン・チン首相は、実施のための適切なロードマップの必要性を強調し、WTOが先進国と協議して開発途上国に技術支援を提供することを提案した。

WTO事務局長のンゴジ・オコンジョ＝イウェアラ氏は、ベトナムを社会経済発展の成功例と評価し、WTOとベトナムの協力を高く評価した。

首相の懸念に関して、WTO事務局長は、最近、欧州委員会の専門家代表団がWTOと協力して開発途上国の意見を聞き、WTOが必要な技術的支援を求めたと発表した。

事務局長は、2024年2月末に食品安全及び衛生植物検疫措置に関する協定（SPS）に関するWTO閣僚会議が開催されることを発表し、ベトナムが積極的に参加することを期待している。

ヴー・クエン（VOV）