インドネシアで火山が激しく噴火、住民避難、空港閉鎖

水曜日、北スラウェシ島の離島で発生した火山の壊滅的な噴火により、溶岩と灰の柱が高さ3キロメートルまで吹き上げられました。ソーシャルメディアに投稿された動画には、噴火する火山の上空を紫色の稲妻が横切る様子が映っています。

火山当局が警戒レベルを引き上げたことを受けて、800人以上が同地域から避難し、当局は避難区域をさらに拡大した。

「さらなる噴火の可能性は依然として高いため、警戒を怠らない必要がある」と、同局のヘルニンティアス・デシ・プルナマサリ氏は木曜日、記者団に語った。

同局はまた、落石や灰により数軒の家屋が損壊し、近くの病院が避難を余儀なくされたとの報告も受けた。

運輸当局は、噴火による火山灰の降下を防ぐため、州都マナドの空港を閉鎖した。

格安航空会社エアアジアは、航空当局が安全上の脅威を警告したことを受け、マレーシア東部とブルネイの9つの空港へのフライトを欠航にした。

防災当局の広報担当者アブドゥル・ムハリ氏によると、当局は火山の周囲6キロの地域を封鎖し、隣接するタグランダン島の住民を含むさらに多くの住民を避難させている。

高リスク地域に住む約1,500人は直ちに避難する必要があり、さらに約12,000人が影響を受けると付け加えた。当局はまた、山の一部が海に崩落した場合、津波の危険性についても警告した。

フイ・ホアン（CNN、ロイター通信による）