ホーチミン市高速道路は2025年6月に着工予定

7月18日午後、 タイニン省党委員会宣伝部が主催した今年上半期の報道活動を振り返り、2025年下半期の任務を展開する会議で、省運輸局副局長のグエン・ゴック・チャウ氏は、同省はホーチミン市と緊密に調整しており、ホーチミン市-モックバイ高速道路の建設を2025年半ばにすぐに開始する予定であると述べた。

チャウ氏は、「ホーチミン市-モックバイ高速道路建設投資プロジェクト（フェーズ1）は、 首相からプロジェクトの実施機関としてホーチミン市人民委員会に任命されました。ホーチミン市は現在までに、2024年6月の承認を目指してプロジェクト投資方針を提出しています。」と述べた。

このプロジェクトは、ホーチミン市クチ区の環状3号線との交差点から始まり、タイニン省ベンカウ区（モックバイ国際国境ゲートから5km）の国道22号線（53+850キロ地点）まで、全長約51kmです。

ホーチミン市区間は24.66km、タイニン省区間は26.317kmで、高速道路6車線規模となります。第1期では、高速道路基準に基づき4車線規模の道路に投資し、路盤幅は25.5mとなります。

本プロジェクトは、全線6車線の高速道路規模で、一挙に着工されます。予備総投資額（第1期）は19兆6,170億ドンです。BOT投資家の資本金は9兆9,430億ドンで、プロジェクト総投資額の50.69%を占めます。

「現在、省はホーチミン市と調整し、プロジェクトの早期実施に向けた準備を進めています。2025年6月に着工し、2027年に完成・稼働開始する予定です」とチャウ氏は述べた。

現在、国道22号線はホーチミン市とタイニン省、そしてモックバイ国際国境ゲート（カンボジア）を結ぶ主要ルートです。しかし、このルートは狭く、渋滞も頻発しており、物資輸送や人の移動に影響を及ぼしています。