ダナン市、合併により沿岸部の不動産投資の魅力を拡大

7月24日午後、サヴィルズ・ベトナム株式会社は、2025年ダナン不動産市場概況報告会において、 クアンナム省との合併後、ダナンはベトナム最長となる215キロメートル以上の海岸線を保有すると述べました。ソンチャからチューライまで続く連続した沿岸観光回廊の形成は、新たな成長の拠点となり、国内外の投資家にとってダナンの魅力向上に貢献しています。

サヴィルズ・ベトナムによると、2025年上半期、 ダナン市場では沿岸部で18件のヴィラ・プロジェクトが稼働し、合計1,315戸が供給されました。プライマリー市場では、1戸あたり約400億ドンの価格帯の高級ヴィラが主流となっています。

一方、二次市場は良好な投資収益とともに安定した価格を維持しています。2021年から現在に至るまで、二次市場の平均価格は年間8%の着実な上昇を示し、現在は1平方メートルあたり約8,200万ドンに達しています。

2025年後半から2026年にかけて、ファンタシーズ・ヴィラ（BRG）、ナム・オー・リゾート（チュントゥイ）、マンダリン・オリエンタル・ダナン（ナムカン）という3つの主要プロジェクトから、 372棟のヴィラが新たに市場に投入されると予測されています。これは、中部沿岸地域における高級リゾートセグメントの供給構造を再構築し、その形成に向けた重要な一歩となります。

ダナン市政府は、市場活性化のため、遅延または未完成となっている複数のリゾート不動産プロジェクトの法的期限延長を提案した。提案リストには、ソントラ・リゾート＆スパ、インターコンチネンタル・バイバック、バイ・ブット観光エリアなどが含まれている。

この提案が承認されれば、投資家がプロジェクトを再開する道が開かれ、資金源が確保され、市場の信頼が強化され、高級リゾートヴィラ部門の力強い回復の勢いが生まれることになるだろう。

報告書によると、ホテル、アパートメント、コンドミニアムのセグメントも引き続き好調な兆候を示しており、ホテルの平均稼働率は78%に達し、観光需要が着実に回復していることが示されています。

高級マンション部門でも購買力が著しく高まり、平均一次販売価格は1平方メートルあたり約7,700万ドンとなった。

専門家は、ダナンには合併後の開発スペースの拡大と、沿岸観光エコシステム、ますます整備されるインフラ、徐々に緩和される法規制によりリゾート不動産への投資資金を強力に誘致するという二重の利点があると評価している。