高血圧を軽減する5つの朝の習慣

健康ニュースサイト「Live Strong」によると、幸いなことに、日々の習慣を少し変えるだけで高血圧を軽減できるそうです。

米国テキサス大学ヒューストン校マクガバン医科大学のスポーツ心臓専門医、ジョン・ヒギンズ博士は、朝は脳卒中や心臓発作などの心臓関連イベントが発生しやすい時間帯だと述べています。これらの心臓疾患は、高血圧が原因となる場合もあります。

血圧を下げるための最良の朝の習慣をご紹介します。

バランスの取れた朝食を食べる

朝食を抜くと血圧に大きな影響を与える可能性があるため、朝食を忘れずに食べてください。

実際、2022年3月に「International Journal of Hypertension」誌に掲載された研究によると、朝食を抜くと血圧が上昇するそうです。

Live Strong によると、ヒギンズ博士は、低脂肪、無糖ヨーグルト、ナッツ、フルーツのバランスの取れた朝食は血圧を改善するのに非常に良い方法だと述べています。

コーヒーを正しく飲む

ヒギンズ博士は、高血圧の人はカフェインレスコーヒーを一杯飲むことを推奨しています。カフェインを摂取したい場合は、少し時間を空けて一杯だけ飲むようにしましょう。

研究によると、コーヒーを2杯以上飲むと一時的に血圧が上昇する可能性があるそうです。

しかし、メイヨー・クリニックによると、心臓病や高血圧の病歴がある人は、どのくらいの量のコーヒーを飲むべきか医師に相談する必要があるという。

お菓子を食べないで

砂糖の摂りすぎは血圧に影響を与える可能性があります。ヒギンズ医師によると、砂糖の摂取は血圧を上昇させるホルモンに影響を及ぼす可能性があるとのことです。

添加糖や甘いものの摂取は控えましょう。ただし、果物や野菜に含まれる天然の糖分は血圧を上昇させません。

定期的に運動する

朝の運動は、血圧全体を維持するのに最適な方法です。多くの研究で、定期的な運動は高血圧を下げるのに効果的であることが示されています。

朝に瞑想する

ハーバード大学医学部によると、朝に瞑想してリラックスすると血圧を下げるのに役立つそうです。

メリーランド大学医療システム（米国）によると、研究では瞑想は収縮期血圧と拡張期血圧を下げるのに役立つことがわかっています。

ヒギンズ博士によると、瞑想と呼吸法は一日中いつでも血圧を下げるのに使えるが、朝の瞑想は特に効果的だとLive Strongは伝えている。